組織と個
自分は苦手なタイプの人間がいます。
組織に依存して個人の力がないのに、いきがっている人間です。
ウニや栗のように見た目はトゲトゲしい食べ物は中身が柔いです。
人間も同じで、表面上は見栄を張ったり、自分を強く見せる人ほど、心が弱かったりします。
桃、アボカドのように外身が柔らかい食べ物は中にあるタネが硬いです。
物腰が柔らかく、おだやかな人ほど芯がしっかりしていて心が強いです。
そして、心の弱い人は群れをつくります。暴走族だって暴力団だって集団を形成しています。一人ではなにもできないからです。いつも人を威圧して、自分の価値を保っています。「怒り」という感情は「恐れ」からきます。威圧した態度をとっていないと、自分を守れないのです。
心の強いひとは群れません、孤高です。心が強いので、組織に依存したり、人を威圧しなくても自分の価値を保てます。人間の真の強さというのは独りになったときに顕著に現れます。
僕も時々、見栄を張りたくなったり、自分を大きくみせたくなるときがあります。
でも、本当に大事なのは心の持ち方や中身なのです。