日本と外国の宗教観
あなたは宗教を信仰していますか?
日本はお正月には神社に参り、結婚式は教会にてキリスト教形式挙げ、お葬式には仏教に。こういった生活のなかにもいくつもの宗教が混在する日本人の宗教観は外国の人たちから見ると不思議かもしれません。
僕は神様はいないと思っているので、特定の宗教を信仰していません。
結婚式は洋婚でも和婚でもどちらでもいいです。
お葬式だってどのような形式でも構いません。
ある調査では、日本人の62%が信仰はないとしています。
日本人って、あまり宗教に関するこだわりはないですよね。
それにくらべ、海外の方は神様を絶対的に信じているし、強いこだわりがあります。
それを身に感じたエピソードがあります。
大学3年生のとき、結婚式場でアルバイトをしていました。
人手が少ない結婚式場だったため、入って2ヶ月あまりの僕にも多くの仕事がやってきました。
結婚式の来場者に料理を配膳する仕事やスポットライトで照明を当てる業務を担っていました。
それと結婚式を挙げる予定のお客様に、どのような形で挙式を行うかをイメージしてもらうために披露する、模擬挙式の新郎役のモデルも担っていました。
そのときの花嫁役がウクライナ人のモデルさんでした。
一回リハーサルをしてからお客様に模擬挙式を披露します。
リハーサルが終わり、控え室にいくと花嫁役のモデルさんが泣いていました。
泣いている理由を聞くと、ここの結婚式場の挙式の形式はキリスト教の中でもプロテスタント派の形式だったそうです。彼女はカトリック派だったのです。
僕はそのとき正直、「あなたの実際の結婚式ではなく、モデルの仕事としてなんだから泣くほどのことではないだろう」と思いました。
でも家に帰って冷静に考えると、僕の考え方は日本的であって、外国の方は自分の信仰している宗教形式以外の形式を強要されれば、プライドが傷つくのでしょう。たとえ、それが結婚の模擬挙式のような仮的なものでも。
この件をきっかけに、宗教というものを深く勉強してみたいと思いました。
今回のブログでは日本・外国はとひとくくりにして考察してしまいましたが、
国や個人によって宗教に対する想いは様々でしょう。細分化して宗教に対する色々な価値観を調べていきたいです。
僕は死ぬまで特定の宗教や神の存在を信じないでしょう。好きな神といったら漫画デスノートの死神リュークですかね。(笑)