僕がホリエモンから学んだこと
堀江貴文さんのイメージはライブドア事件のこともあり、金の亡者、成金というイメージだった。
しかし、彼の著書ゼロという本を読んでから、ガラリとイメージが変わった。
堀江さんは世の中の無駄なことを排除して、世の中を効率よくしていこうと考えている。その方が世間のため人のためになるからだ。堀江さんは世の中をもっと良くしていこうとしている思いやりのある人なのだ。
たしかに捕まる前は「堀江さんは世の中を舐めていた」とテレビ番組で公言している。
彼の「世の中の無駄を排除して、効率を良くする」この考え自体は悪くはなかった。しかし、それを実現するための手段が良くなかった。
野球球団を作ろうとしたときだって、孫さんや三木谷さんはネクタイをして偉い人たちに挨拶周りをしたが堀江さんはそれをやらなかった。
僕はネクタイは必要ではないが、挨拶周りは必要だったと思う。
でも堀江さんはその当時、ネクタイや挨拶周りを本気で無駄なことだと思っていた。
無駄だと思うことを無くすには、このように誰かが行動で示していかないと無くならない。
僕は堀江さんが今のところ21世紀で最も真正面から既得権益にぶつかっていった勇気のある起業家だと思う。
僕もスーツでネクタイを締めるのが嫌いなので、もし、このとき世間大半が堀江さんに同調してれば、日本からネクタイを締める文化が無くなっていたかも(笑)
僕は堀江さんのおかげで、日本を無理やり変えようとすると既得権益を持つ人たちから袋叩きにあうこと。日本で革新を起こすときには大胆ではなく、謙虚なやり方でやるべきだということ。日本はとても伝統や慣習を大切にする国だということを学べました。
僕はよく、堀江さんがyoutubeで配信しているホリエモンチャンネルを見ている。
視聴者からの様々な質問に堀江さんが答えていく。
「起業したいんですけど、どうすればいいですか?」「~したいんですけどどうすればいいですか?」
このような質問に堀江さんはいつもこんな感じで答えている。
「悩んでる暇あったら、やっちゃえばいいじゃん!こういう質問腹たつんだよね~」と言っている。
僕は初めてこの回答の仕方を見たときに「もっと優しく答えてあげればいいのに・・・」
と思った。
でも、今はそうは思わない。厳しさの中にも優しさのある回答だった。
しかし、堀江さんは本当に腹が立ったから、素直にそれを表現したと思う。(笑)
「人間はなにかしらの理由をつけて挑戦したり失敗するのが怖いから行動しないのではないか?」
この世の中の大半の出来事は、成功するかしないかはやってみないと分からない。挑戦や失敗を恐れてはいけない。
「この戦略なら成功する!」と計画やロジックを先に組んで、一つの仮説を持ってから物事に挑戦する演饎的なやり方よりも、とりあえず何も分からないけど、物事に挑戦して、様々な問題にぶつかる帰納的なやり方で最後に成功方法を見出せばいいのではないか。
計画や仮説なんて物は予定どおりにならなかったり、崩れたりする。だから計画は緻密ではなく、大まかでいい。
それより、どんどん行動して物事に柔軟に対応する力やぶち当たった壁を乗り越えられる問題解決能力を培っていったほうがいい。
やる前にできるか?失敗するか?迷っていたら、あっというまに時間は過ぎてしまう。やってから考えよう!と言うより、やりながら、考えよう!